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涅槃会(ねはんえ)の話 「沙羅双樹(さらそうじゅ)」について

  言い伝えでは、お釈迦さまの入滅(にゅうめつ=涅槃〈ねはん〉に入ること)のとき、お釈迦さまの最後の説法が終わると、沙羅双樹(さらそうじゅ)八本のうち四本はたちまちに枯れ、他の四本は青々とし続けたとされ、これを「四枯四栄(しこしえい)」と言います。これはお釈迦さまが自在の神力によって、ご自身のお身体は入滅されても(四枯)、説き示された教えは後世にまで伝えられ栄え続ける(四栄)ことを表されたものとされます。


 また、入滅にあたり東西南北の四方に二本ずつあった沙羅の樹は、東西、南北の二双樹が合わさり、一樹となってお釈迦さまをおおい、白色に変わって枯れたとも言い、お釈迦さま入滅の地を白い鶴の色にたとえて「鶴林(かくりん)」と呼びます。

 

 お葬式のときに供える「四華(しか)」は、沙羅双樹の四本が枯れた状態「四枯」を表しているとも言われています。

 

 沙羅双樹の八本の意味は「仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)。詳しくは『仏垂般涅槃略説教誡(ぶっしはつねはんりゃくせつきょうかいきょう)』」に説かれた「八大人覚(はちだいにんがく)」などの教えを表しているとも言われています。
 「八大人覚」とは、仏教の教えを学び修行する力量の優れた人が保つべき八種の基本的徳目で、戒を敬い守ることが前提になっていますが、それは少欲、知足、遠離、精進、不妄念、定、智慧、不戯論の八つの徳目のことを言います。


  少欲(しょうよく)・・・多欲の人は利益を求めることが多く、そのため苦悩もまた多い。少欲の人は、自分の意志を曲げてこびへつらうこともなく、苦しみ悩むこともないので、心が穏やかである。
  知足(ちそく)・・・足ることを知ることが肝要である。知足を知らずに欲望に振り回されていると、どんなに物質的に豊かな生活をしていても、いつも不平、不満がいっぱいで苦しむことになる。
  遠離(おんり)・・・騒がしい世間のしがらみに満ちたところから離れなければならない。独り静かなところで、苦悩を滅する道について心に深く思うことが大事である。
  精進(しょうじん)・・・休むことなく、正しい教えに遵って努力をし続けることが大事である。少しの水でも流れ落ち続けると硬い岩に穴をうがつように、精進は不可能と思われることを可能にする。
  不妄念(ふもうねん)・・・仏教の教えを常に心の中に念じて忘れず、心を動揺させないようにすべきである。そこには煩悩(貪欲〈とんよく〉・瞋恚〈しんい〉・愚痴〈ぐち〉)の入り込む隙もない。
   定(じょう)・・・心が定にあれば世間生滅の理を心に刻むことができる。定を得たならば心が千々に乱れることはない。禅定(坐禅)を修行し続けて智慧の水を漏失させてはならない。
   智慧(ちえ)・・・智慧があれば貪欲、執着を離れることができる。仏教の教えをよく聞き、よく考えて、よく実践するという智慧によって、ものごとを正しくとらえる心の眼を持つことができる。
  不戯論(ふけろん)・・・無意味で利益のない議論の、愛着心による愛論や道理にくらい偏見による見論をやめると、悟りの境地に入ることができ、真の安楽を得ることができる。



2017.02.21 Tuesday 18:33
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2018.02.18 Sunday 18:33
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