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<< お花まつりーお釈迦さまのお誕生日 main 最古のお釈迦さまの伝記 >>
梅花講員の皆さんと降誕会法要を勤めました

 

 昨日、ご無理のないように事前に連絡網を使ってお知らせし、ご出席の講員さんにはお互いに間隔を広く空けて坐り、まず「般若心経」を読誦し、三宝御和讃、釈尊花祭御和讃、花祭御詠歌をお唱えし、その後、住職が最古層の仏典『スッタニパータ』に伝えられている原初の「釈尊伝」や道元禅師『永平広録』中の「周行七歩」「天上天下唯我独尊」などによってお花まつりに関わるお話しをしました。以下に「レジュメ」を掲げます。

 

お釈迦さまの「釈迦」について

 

サンスクリット語やパーリ語の「シャーキヤ」の音写。仏教の開祖ゴータマ・シッダールタ(釈尊)の属していた種族の名。
釈迦牟尼の略称。紀元前463〜383年頃。一説に紀元前566〜486年頃、南方伝承では紀元前624〜544年頃。姓をゴータマ(瞿曇)、名をシッダールタ(悉達多)という。「釈迦」とは「釈迦牟尼」の略称で、釈迦族出身の聖者を意味し、「釈尊」はその異称。いまは「ゴータマ・ブッダ」または「ブッダ(仏・仏陀)」と呼ぶことが多い。釈迦は、釈迦族の中心地であるカピラヴァスツで父をシュッドーダナ(浄飯)、母はマーヤー(摩耶)といい、その長子として生まれた。カピラヴァスツは現在のネパールの南辺からインドの国境付近のタラーイ盆地にあり、その近くにあるルンビニー園が誕生地である。誕生日は4月8日(一説には2月8日)とする。(後略)【参考  岩波仏教辞典】

 

お花まつりについて

 

お釈迦さまの誕生日を祝って「花まつり」というようになったのは、そう古いことではない。
明治時代末に、近代日本の仏教界の指導的人物・教育者であった渡辺海旭師(明治5〜昭和8年、浄土宗僧侶、東洋・大正大学の教授)がドイツ留学時にイースター(復活祭=春分の日後の満月直後の日曜日に行われるキリストの復活を記念して行う春の祭事)が盛大に行われるのを目の当たりにして帰国。日本でもお釈迦さまの誕生日を楽しくお祝いしたいと考え、「花まつり」という美しい名称を考案、それが宗派を超えて全国にひろまったとされている。

 


「スッタニパータ」の中のお釈迦さまの最古の伝記(中村 元訳『ブッダのことば スッタニパータ』岩波文庫、1984年)

 

「スッタニパータ」の中でも最も古い伝承とされる伝記

955 サーリプッタさんが言った、   わたくしは未だ見たこともなく、また誰から聞いたこともない。   このようにことば美わしき師(ブッダ)、衆の主がトゥシタ天から来りたもうたことを。

 

956 眼ある人(ブッダ)は、神々及び世人が見るように、一切の暗黒を除去して、独りで(法)楽をうけられた。

 

古い伝承とされる伝記

683  (神々は答えて言った)、「無比のみごとな宝であるかのボーディサッタ(菩薩、未来の仏)は、もろびとの利益安楽のために人間世界に生まれたもうたのです、   シャカ族の村に、ルンビニーの聚落に。
だからわれらは嬉しくなって、非常に喜んでいるのです。

 

684 生きとし生ける者の最上者、最高の人、牡牛のような人、生きとし生けるもののうちの最高の人(ブッダ)は、やがて〈仙人(のあつまる所)〉という名の林で(法)輪を回転するであろう。   猛き獅子が百獣にうち勝って吼えるように。」

 

1002 もしもかれが、〈転輪王〉として家にとどまるならば、この大地を征服するであろう。刑罰によらず、武器によらず、法によって統治する。

 

1003 またもしもかれが家から出て家なきに入れば、蔽いを開いて、無上なる〈目ざめた人〉(ブッダ)、尊敬さるべき人となる。

 

以上の他にスッタニパータに伝えられている伝記

685 仙人は(神々の)その声を聞いて急いで(人間世界に)降りてきた。そのときスッドーダナ王の宮殿に近づいて、そこに坐して、シャカ族の人々に次のようにいった、
 「王子はどこにいますか。わたくしもまた会いたい。」

 

686 そこで諸々のシャカ族の人々は、その児を、アシタという(仙人)に見せた。   溶炉で巧みな金工が鍛えた黄金のようにきらめき幸福に光り輝く尊い児を。

 

690 相好と呪文(ヴェーダ)に通暁しているかれは、シャカ族の牡牛(のような立派な児)を抱きとって、(特相を)検べたが、心に歓喜して声を挙げた。   「これは無上の方です、人間のうちで最上の人です。」

 

991 「むかしカピラヴァットゥの都から出て行った世界の指導者(ブッダ)がおられます。かれは甘蔗王の後裔であり、シャカ族の子で、世を照す。

 

992  バラモンよ。かれは実に目ざめた人(ブッダ)であり、あらゆるものの極致に達し、一切の神通と力とを得、あらゆるものを見通す眼をもっている。あらゆるものの消滅に達し、煩いをなくして解脱しておられます。

 


道元禅師の法語(永平広録)

 

75 仏生日の上堂。尽界、多時にして天暁けなんと欲。乾坤、今日採光彰わる。周行七歩して全力を費やす。未だ傍観の笑い一場を免れず。

 

177 大仏寺を改めて永平寺と称する上堂。《寛元4年丙午6月15日》
(前略)世尊降生して、一手は天を指し、一手は地を指し、周行七歩して云く、「天上天下唯我独尊」と。世尊道えることあり、これ恁麼なりといえども、永平道うことあり、大家、証明すべし。良久して云く、天上天下当処永平。



2020.04.08 Wednesday 16:29
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2020.05.31 Sunday 16:29
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