江戸時代の信仰について、三回連続の講座です。
講師は、日本近世宗教史研究の世界的権威・明治大学名誉教授・圭室文雄(たまむろ・ふみお)先生です。お忙しい研究活動の中、東雲寺にお出で下さって、たいへん興味深いお話をお聞かせ下さっています。
一回目は8月22日、第4日曜日午後3時、「駆け込み寺 東慶寺」がテーマでした。
二回目は本日、9月26日午後3時、テーマは「大山不動信仰」
大山の御師・先導師の関東一円はもとより、福島県浜通り、新潟、山梨県、長野県、静岡県など広い範囲の「霞み場」といわれた、檀家・信徒との関わり、大山の栄えていた当時の様子、毎年三回、自分の霞み場の村村を廻る際のお札をはじめ配りもののことや、休憩や宿泊の家(南成瀬地域では、当時の住民の実名、ご先祖さまのお名前で史料に残っていました)などを教えていただきました。
次回は10月24日午後3時、テーマは「江ノ島弁財天」です。
予めFAXなどで申し込みの上、ご参加下さい。入場無料です。