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新治師匠も狭山集会に参加
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 10月30日、日比谷野外音楽堂で開催された狭山事件の再審を求める市民集会に露の新治師匠も奈良県のご自宅から参加。
 デモ行進の最終地点「常盤橋公園」前の信号で撮影。


2012.10.31 Wednesday 10:57
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狭山事件の再審を求める市民集会に参加
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 全国各地から参加した狭山事件の再審を求める市民の皆さん、「同和問題」にとりくむ宗教教団連帯会議の皆さんとともにデモ行進に参加し、再審開始を求める訴えを行いました。
  近年、冤罪であることが分かって、布川事件、足利事件、東電OL殺人事件など相次いで無罪判決が出されています。それは検察側が裁判に出さずに持っていた証拠が開示されたことによって、真犯人が別にいると分かったり、刑に服していた人が犯人ではないと分かったりしたからでした。
 狭山事件についても検察が持っている全証拠を開示すれば、明らかに石川一雄さんが犯人ではないことが証明されます。証拠の捏造も明らかになります。
 東京高裁が事実調べを行えば、石川一雄さんが無実であることは明らかです。
 インターネットのなりすまし書き込みで冤罪で逮捕され自白した青年がいましたが、無実なのに自白してしまうような、誘導や脅迫、甘言などが、警察や検察の取り調べの中で行われていたようです。
 石川一雄さんの自白も取調官による脅迫と誘導と「取り引き」をちらつかせた甘言でした。
 1963年5月に事件が起き、「部落のものならやりかねない」という見込み捜査、別件逮捕で長期にわたる取り調べを受け、石川さんが嘘の自白をしてしまい、スピード裁判で翌64年3月に死刑判決を受けました。石川さんは控訴審が開かれた64年9月から無罪を訴え続けています。
 すでに半世紀近くになる冤罪事件である狭山事件の再審開始を強く求めます。
 


2012.10.31 Wednesday 10:50
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圭室文雄先生の遊行上人についてのご講演を頂戴しました
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 2012年度の東雲寺文化講座、明治大学名誉教授・圭室文雄先生による近世の宗教に関する連続講座(全三回)の最終講座「江戸時代の旅の宗教者ー遊行上人ー」が開催され、興味深いお話を伺うことができました。


 以下に講演の概要を報告します(文責は柚木)。

 遊行第一代は鎌倉中期の一遍上人(1239〜89年)、時宗の開祖である。一遍在世当時の様子が詳細に分かる、すぐれた中世史料の絵巻物、国宝「一遍聖絵」によってその生涯が伝えられている。
 はじめ智真という名で、延暦寺に入り、太宰府で法然の孫弟子聖達に浄土教を学び、信濃善光寺に参籠(おこもり)、二河白道の図を写し、これを本尊として念仏三昧の生活を送る。
 大阪四天王寺に参籠、このときから人びとに念仏札を渡し結縁の印とした。これを賦算(ふさん=念仏札をくばること)という。さらに熊野本宮に百日参籠、霊験を得て「信不信をえらばず、浄不浄をきらわず」念仏札をくばるよう神勅を受け、一遍と名乗って念仏を唱え、衆生救済のため踊り念仏を勧め、全国を遊行(布教や修行のために諸国を巡り歩くこと)した。

 藤沢市の清浄光寺(遊行寺)に伝えられている一遍歿後127年の中世文書によると、当時の将軍・足利義持からの朱印状があって、遊行の際に旅先の国々で人夫や馬、輿などを調達することを許す。関所や渡しを自由に通行してよい。もし妨げる者があれば訴え出なさい。罰を与えようなどと記されている。なぜこのような権利を有するようになったかは詳細不明だが、同様の文書は、足利義教、足利義澄などの将軍ばかりでなく、守護大名の今川義元、武田信虎、武田信玄からも出されている。

 時宗には十派あり、1786年当時、時宗全体で1,104ヵ寺あった。その中で遊行派(清浄光寺)が780ヵ寺あり、70%以上を占めていた。その遊行派の全国分布を見てみると、日本の東半分に550ヵ寺、70%ほどあって、多いところでは越前61ヵ寺、陸奥52ヵ寺、下野44ヵ寺などだが、特筆すべきは島津藩の薩摩、大隅、日向があわせて93ヵ寺という寺数だ。
 江戸時代の遊行上人を見てみると、在位年数は24年〜1年、平均10・5年。全国を遊行して藤沢に帰って来ると「藤沢上人」になる。次の遊行上人が全国を遊行する。藤沢上人が健在な内は藤沢に戻ってこれないので、甲府の一蓮寺や京都の金光寺で待つ。旅先で亡くなる遊行上人もいて、江戸時代には27人中11人が藤沢に帰ること亡く旅の途中で亡くなっている。ただし、江戸時代の平均寿命が50歳前後と言われているが、最高齢84歳の人もいて、遊行上人27人中22人が60歳以上であり、長命の人が多かったようだ。
 54代遊行上人・尊祐の遊行経路を見てみると、1791(寛政3)年このころ関東地方に台風、地震、津波、河の氾濫があって、北関東の遊行ができずに、江戸で約二百日間留まり、その後、1792(寛政4)年2月に栃木から東北各県を廻り年越し、北陸を廻り、石川県で年越しで四ヵ月ほど逗留、福井から近畿、山陰、山口、福岡で年越し、九州各県、四国、岡山、兵庫で年越し、京都金光寺で四年間余滞在。1800(寛政12)年3月に近畿、東海を廻り、11月に藤沢に帰って来た。宿泊寺院数182ヵ寺、約十年かけて遊行していたことが分かる。
 第57代遊行上人が1854(嘉永7)年に一週間逗留して法要を行ったときの収入を見てみると、回向36,831文(61万3800円)お賽銭27,706文(46万1770円)などで合計159,929文(266万5000円)だった。これは所場代ということでその宿泊寺院に渡される。だがその一方で一週間で71,400人の人たちに賦算している。一人50文(800円)で、約6,000万円の収入があった。こうした収入は、藤沢の清浄光寺に送金され、祀堂金(貸付金)にされて、さらに利息を生んだ。
 しかし、明治時代になると各地の念仏講も解散させられ、遊行廻国も行われなくなり、カリスマ性を持った遊行上人と結びついて存立していた多くの地方寺院は立ちゆかなくなり、転宗したり、無檀家のお寺は廃寺にされた。


2012.10.22 Monday 14:47
東雲寺あれこれ comments(0)
安達太良山の紅葉
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10月19日午前8時52分、弟弟子の晋山結制式に随喜のため福島県を訪れた折、東北自動車道の安達太良パーキングエリアで撮影。安達太良山の紅葉が二週間遅れくらいで始まったようです。


2012.10.22 Monday 11:37
住職雑感 comments(0)
南成瀬小学校の四年生の皆さんが東雲寺を訪問
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  毎年この時期にふるさとの歴史などを学ぶ一環で成瀬地区のいくつかの小学校の子どもたちが東雲寺を訪れます。
 中でも南成瀬小学校の子どもたちは、毎年、担任の先生方に引率されて東雲寺を訪れ、住職から東雲寺の歴史などの説明を受けています。
 今年も秋晴れの10月16日午後、住職から東雲寺にまつわる以下のようないろいろな話をさせていただきました。
 東雲寺境内の釈迦堂に祀られている、1300年ほど前に作られた白鳳誕生仏のこと。
 480年ほど前に、現在の南成瀬小学校近くにあった成瀬城や東雲寺の前身の成就院というお寺のこと。
 270年ほど前に鋳造された東雲寺の梵鐘が太平洋戦争中に金属回収令で供出され、戦後、無事にもどって来たこと。
 幕末期に浦賀奉行を務めた井戸岩見守夫妻のお墓が東雲寺にあること。
 江戸時代に東雲寺が寺小屋だったり、明治時代の初めには「成高学舎」という小学校だったりしたこと。
 太平洋戦争末期に品川区の伊東小学校(当時は国民学校)の3年生〜6年生が東雲寺に56名疎開して一年二ヵ月もの間、親元から離れて寂しく辛い生活をしていたことなどの説明をしました。


2012.10.16 Tuesday 17:15
東雲寺あれこれ comments(0)
二本松市の提灯祭に行って来ました
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10月4日23時50分ころ、福島県二本松市のJR二本松駅前に市内七町内の太鼓台七台が勢揃いし、町内それぞれのお囃子を演奏披露しました。


2012.10.05 Friday 18:03
住職雑感 comments(0)
柳家さん喬・露の新治二人会 成瀬名物東雲寺寄席
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  満員御礼
 今年も11月4日に成瀬名物東雲寺寄席を開催いたします。
 ところが、すでにずいぶん前から露の新治師匠のホームページでご紹介いただいたり、東雲寺でも7月のお盆、8月3日の施食会(せじきえ)や8月お盆、9月の秋彼岸などでチラシを配ったりしておりましたので、新治師匠や柳家さん喬師匠の熱心なファンの方がた、東雲寺のお檀家さん方、梅花講や坐禅会の方たちなどの事前申込みのFAXやメールがあり、すでに予約で満席状態。ありがたい悲鳴です。

 問い合わせ先 butudou-sogen@vesta.ocn.ne.jp


2012.10.01 Monday 12:15
東雲寺あれこれ comments(0)
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