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新治師匠が「大丸屋騒動」を熱演
露の新治師匠がトリをとって上方落語の人情噺「大丸屋騒動」を熱演されました。 この噺は新治師匠のお師匠さんの故・露の五郎兵衛師匠の得意ネタのひとつで、歌舞伎や京都の風俗などを熟知した上で演じなければならない難しいネタだそうです。 最後に「伏見」と「不死身」をかけた洒落のサゲ。 それまでは恋しい相手を誤って手にかけてしまい、狂気の中で次々と手当たり次第に人を妖刀村正で斬り殺し続けるという、何とも不思議な狂おしい気持ちにさせるお噺でした。 三田落語会
6月22日夕刻、東京都港区芝4丁目の仏教伝道センターで柳家さん喬師匠、露の新治師匠の二人会が開催され、新治師匠「狼講談」、さん喬師匠「包丁」、お仲入りの後、さん喬師匠「ちりとてちん」、新治師匠「大丸屋騒動」の4席の落語を堪能させていただいた。 井上恭一先生『地の星と共に』を出版
成瀬で30年ほど前から活動している知的「障害」者福祉施設、現在の社会福祉法人「地の星」の理事長時代に、井上恭一先生が『広報 地の星』に書き綴って来られたエッセイが、この度『地の星と共に』として一冊にまとめられ出版された。 出版を祝う会の冒頭、主催者として現・理事長の佐藤正明氏が挨拶された。 お話によれば、編集者として氏のアイデアで、表紙には令夫人淑子さん(日本画家)のレンゲソウの絵を本の装丁に使用し、発行日は2013年5月12日(今年の母の日)に、出版を祝う会が本日の6月16日(父の日)という「縁」や「時」を大事にされた由。 来賓の町田市地域福祉部障がい福祉課長・稲田公明さん、市議会副議長・藤田学さんがお祝いの言葉を述べられた。 次いで挨拶に立った井上先生は、20歳、30歳代を教員として、40歳、50歳代を区画整理事業に、60歳、70歳代を社会福祉活動に取り組んだ。思いもよらぬ人生だったが、振り返ると充実した有り難い人生だったと振り返られた。エッセイ集については、1985年に出版した『成瀬 村の歴史とくらし』の編集に関わり、多くの古老方の聞き書きをしたことがベースになって、書き続けることができた。地の星の皆さんのお力でこのような本として出版していただいた。心から感謝申し上げたいなどと挨拶された。 令夫人もお礼の言葉を述べられ、ご参加いただいた方々のお顔を拝見し、お話をお聞きして、夫が大勢の皆さんにお世話になって来たことを改めて有り難く感じている。心からお礼申し上げますと述べられた。 さらにNPO法人成瀬会館理事長・中里猪一さん、市議会議員・齋藤祐善さんなどが、大勢の方々がスピーチされた。東雲寺住職も「広報」のバックナンバーを手もとに保管しており、以前に一冊のエッセイ集にしてはと、出版をお勧めしたことがあったが、この度、素晴らしいご縁で一冊にまとめられたことに心からお慶び申し上げたいとお祝い申し上げた。 ジュースや手作りのお菓子、ご近所の菓子店「華月」さんのお団子などを頂戴しながら、町内会の方や地域でさまざまな活動をされている方々、利用者さんたちの親御さんたちのスピーチを拝聴した。 井上先生のお人柄がそのまま表れたような温かな雰囲気の出版祝賀会だった。 最後に参加者全体で「ふるさと」を歌って4時少し前にお開きになった。 井上恭一さんの出版祝賀会
2013年6月16日午後2時から、成瀬街道沿いにある社会福祉法人「地の星」で、井上恭一先生の著書『地の星と共に』の出版を祝う会が開催された。 井上さんが、知的「障害」者通所施設、無認可の福祉作業所時代から関わり、社会福祉法人認可取得に尽力し、法人理事長に就任、地域社会と共生する福祉活動を続けるかたわら、『広報 地の星』に連載し続けて来たエッセイ、特に成瀬の郷土史の逸話など44篇が収められた著書が出版された。 出版祝賀会には大勢の関係者が参加した。 13年にわたり理事長を務めた井上さんは、一年ほど前に職を辞され、後任に佐藤正明氏が理事長に就任された。この佐藤さんが『地の星と共に』の出版を企画、地の星のスタッフとともにこの度の出版を手がけられたとのこと。 東雲寺の東側、丘の上の公園
林立する伸び放題のソメイヨシノの荒れた山の木々を伐採、整備して、さまざまな種類の桜を植えた東雲寺の東側にある丘の「公園」に、ツツジやアジサイの花も植えられています。 ツツジの花の季節が終わって、梅雨の季節を迎え、アジサイが見頃になって来ました。 東京都宗務所の特派布教・人権研修会に参加
2013(平成25)年6月12日(水)13時〜16時50分、東京都港区西麻布の大本山永平寺別院長谷寺で、平成25年度特派布教・人権研修会が開催され、都内寺院の檀信徒、住職、寺族など250名ほどが参加した。東雲寺からは10名の檀信徒さん方がご参加くださった。 まず最初に久貝正孝東京都宗務所長の導師で開講諷経、引き続き、東日本大震災犠牲物故者三回忌法要が勤められた。 特派布教は、静岡県の藤田明正師のお話で、2年経った東日本大震災被災地の現状をご自身で訪問された体験を通じて報告され、被災者の人びとの話に耳を傾け、心に寄り添うことが大切で必要だと説かれ、本年度の布教教化に関するテーマ「布施」についてお話くださった。 次いで東京部落解放研究所の浦本誉至史さんの人権研修。 アリストテレスは「なぜ、知恵者であるはずの人間が過ちを犯すのか?」を考え、「無知が過ちを犯す」という答えを導き出した。 デカルトも同様の疑問を研究し「きちんと知らないことを判断するから間違うのだ」と結論した。 きちんと知るためには学び続けるしかないのだ。学ぶことを止めたとたんに、人間でなくなってしまう。無知が差別を生み出す。 以上のような前おきの後に、江戸における被差別民衆の歴史から学ぶという講演をされた。 スライドを使いながら、浮世絵に描かれた「女太夫」「猿飼」「雪駄直し」「住吉踊り(願人坊主)」「門付け」などを通して紹介。大道芸の女太夫の鳥追歌や浄瑠璃は「江戸の華」としてもてはやされ、身分制社会の中で差別はあったが、共生していたことや一部憧憬の対象にすらなっていたことが説明された。 江戸の被差別民衆は、福祉、警察、芸能などのさまざまな分野で、江戸市民の生活を支えていた。明治維新以降、そうした分野はすべてお上の仕事にされ、人びとは被差別民衆を自分に関係が無いものと「無視」するようになった。 戦後の高度経済成長期に、被差別部落は、周囲から完全に取り残された。「無視」により、さまざまな権利を奪われ、さまざまなチャンスを奪われて来た。被差別部落の人びとが歴史的に一番苦しい状態にあったのは、身分差別が当然だった江戸時代ではなく、1960年代だった。 グローバル化した現在、相互に関連して生きていることを自覚し、地球規模で学ぶ必要学び続けることが重要だ。学びを止めたとたんに人間をやめることになる、と熱くお話くださった。 (以上は、ラフな講演メモです。文責はもちろん柚木) 今朝の紫陽花
毎日、少しずつ花の色が変化しています。 紫陽花の花が見ごろ
東雲寺の境内の紫陽花の花が見ごろです。 梅雨入りしても、晴天が続いています。 朝早く、カメラを持った参詣者が紫陽花の花を撮影していました。 東雲寺のツツジ
まもなく紫陽花の季節ですか、今、東雲寺ではツツジ、サツキが満開です。
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