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子ども坐禅会を行いました
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  8月30日、夏休み最後の土曜日の朝7時から、東雲寺の近隣地域の子どもたちと保護者の方など70数名の方々がご参加くださいました。
 予定していた参加者数より、未明の激しい雨が影響して40〜50ほど少なかったようです。子ども坐禅会開催時には雨は上がっていました。
 元気な子どもたちと一緒に坐禅する、とても有り難い恒例行事になっています。
 町田警察署の少年係・森さんという若いお巡りさんも初参加され、いろんな地域の行事に参加しているが、この子ども坐禅会というのは他地区にはない行事だとおっしゃって言ってました。
 突然でしたが、森さんには坐禅会の初めにご挨拶をいただき、さらに坐禅指導の中で警策を受ける作法のモデルになってもらいました。

 住職からのお話は、昨夜、花火をやったこと。花火を暗い夜の闇の中でグルグル回すと、火の輪ができる。
しかし、そこに火の輪が実際にあるのではない。実は私たち人間も、この火の輪と同じ存在なんだ。小さい人も大きな人もいるが、一人の人間は約60兆個の細胞によって、その人間の身体ができている。一個百分の一ミリの細胞を60兆個つなげると60万キロメートル、地球15周分の長さになる。一個の細胞核内の遺伝子をつなぐと180センチくらいになり、これも60兆倍にすると、1080億キロメートル。地球と太陽の間を300往復する長さになる。(永田和宏『タンパク質の一生』を参照)
 こうした小さなものが縁によって合成されて「私」になっている。火の粉がグルグル回されると火の輪に見えるように、50億年の地球の歴史から見ると、ギネスブックに載った男性の世界一長寿の方もわずか111歳であり、まるで一瞬のような私たちの一生。
 だから坐禅をして心を落ち着け、友だちと仲良くする、周りの人たちに親切にする、命を大切にするという、善い思いを私たちの心の中に染みこませ、遺伝子の記憶の中に刻み込むようにしようというような、話をした後で、坐禅の仕方、励ましと祈りの警策の意味をお伝えし、坐禅をくみました。
 坐禅終了後、終わりの挨拶、ささやかなお寺からのお土産をプレゼントして、坐禅会を終えました。


2014.08.30 Saturday 12:53
東雲寺あれこれ comments(0)
花火をしました
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雨続きだったため、なかなかできなかった花火を29日夜に行いました。しかし、気温は夏と言うより秋でした。


2014.08.30 Saturday 12:44
住職雑感 comments(0)
東雲寺文化講座― 圭室文雄先生の連続講座
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 今年で5年目を迎える明治大学名誉教授・圭室(たまむろ)文雄先生の「近世の民衆信仰などについて」の連続講座。
 今年は8月24日「浅草寺の歴史」、9月28日「羽黒山信仰」、10月19日「高野山信仰」という三講座です。
 毎回、圭室先生が永年の研究活動の中で収集、整理されて来た史資料を使い、とても興味深いお話をしていただいております。
 例えば今回の「浅草寺の歴史」では、元は鎌倉の鶴ヶ岡八幡宮(江戸時代までは真言宗のお寺が管理していた)に所蔵されていた大蔵経六千巻(現在・国の重要文化財)が、明治初期の神仏分離令(廃仏毀釈)のときに、心ない僧侶たちによって由比ヶ浜で焼却されようとしていました。そのとき、一人の曹洞宗の尼僧さんが立ち上がって大蔵経を焼却しないように提言、なぜか理由や経緯は不明ながら、浅草寺に寄贈されたというエピソードを紹介くださいました。圭室先生が、その大蔵経中の観音経一巻のレプリカ(浅草寺の高額寄進者への贈呈品)をご持参くださり、参加者に回覧してくださいました。
 また、浅草寺の参道、現在の仲見世通りの両側には、かつて37ヵ寺の大小の塔頭寺院があり、貸家や金貸しをしていたことや、浅草寺のお賽銭が年間1570両(1両=10万円とすると1億5700万円)上がり、その70パーセントを上野の寛永寺が徴収していたことなどをお話くださいました。さらに浅草寺の境内、塔頭寺院の境内には数多くのお稲荷さんが祀られており、江戸の人びとの篤い稲荷信仰についてもご指摘くださり、考えさせられました。
 

 


2014.08.25 Monday 19:46
東雲寺あれこれ comments(0)
三田落語会に露の新治師匠が二度目の出演
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 8月23日(土)夕刻、東京港区三田の仏教伝道協会において三田落語会が開催されました。
 露の新治師匠、共演者の柳家喬太郎師匠の落語を堪能させていただきました。
 今回で33回目の三田落語会の夜席。他の寄席と比べて和服の女性も多く、本格的な落語ファンが180名ほど入場。
 上の写真のように前売券3000円のチケットが完売で、当日券の販売なしという人気の落語会です。
 新治師匠の「七段目」、三田のマダム(?)が大笑いをこらえてなのか、
肩を震わせながら扇子で口元を隠し落語を楽しんでおられました。私が新治師匠の高座を見ていて、その視界の中に入って来る位置にお座りの方で、ちょっと気になりました。この女性も涼しげな和服をお召しの方でした。


2014.08.25 Monday 19:42
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