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松田文雄老師の遺偈
松田文雄先生の遺偈 愚のごとく魯のごとく 八十八年 縁に随い 歩みを運ぶ 万象 これ禅 松田文雄老師の通夜に参列しました
神奈川県小田原市板橋の香林寺ご住職・松田文雄先生のお通夜に参列いたしました。 先生は駒澤大学教授、文学部長、総長などを歴任され、さらに大本山總持寺西堂、同顧問をお務めでした。 かつて曹洞宗「同和」審議会第2専門部会(「曹洞宗全書」の差別事象の点検、評価、総括など)や曹洞宗現代教学センターなどでたいへんお世話になりました。いつも淡々とされ、桜井秀雄先生、鏡島元隆先生(いずれも故人)らと誠実かつ適切にお取り組みいただきました。 お通夜に参列し、お別れをしてまいりました。 東雲寺仏教講座を再開しました
7月、8月、9月は毎年恒例の明治大学名誉教授・圭室文雄先生の東雲寺文化講座(近世の宗教史関係)を開催、先月10月は第3日曜日が教区寺院の晋山結制、第4日曜日が隣邦寺院の道了祭大般若会法要の慶事で休会することとし、11月の第4日曜日の11月22日15時から東雲寺仏教講座を再開、「『正法眼蔵随聞記』を読む」の32回目を実施。「随聞記」第6巻第6章段から10章段までを拝読しました。 9章段「古人多くは云く光陰虚しく度る事なかれ」の冒頭に次のような道元禅師の教えがありました。 示ニ云ク、古人多クは云ク、「光陰虚シク度る事なかれ。」と。あるイは云ク、「時光徒に過ゴス事なかれ。」と。 学道の人、すべからく寸陰を惜シむべし。露命消えやすし、時光すみやかに移る。暫く存ずる間に余事を管ずる事無く、ただすべからく道を学スベシ。 時間を無駄遣いせずに、心して正しい仏教の教えを学び、日常生活の中で具体的に実践して行きたいと思います。 府中刑務所に行って来ました
2015(平成27)年11月19日午後、府中刑務所において東京都内曹洞宗僧侶有志31名参加の研修会が開催されました。特に若い僧侶が多数参加しました。 今回の研修テーマ「教誨師の活動について」は、数年前から話題になっており、2014年6月の曹洞宗通常宗議会でも東京都選出の来馬議員からの教誨師などの社会教化活動への認知度が低く宗門内外に周知させてはどうかとの通告質問などがあって、この度、府中刑務所で教誨師をしている高木師、久保井師らの尽力によって刑務所内での研修が実現しました。 研修会では、まず府中刑務所総務部の担当官より、施設の歴史や概要の説明がありました。 府中刑務所のルーツは寛政2年に設置された石川島人足寄場で、その後、巣鴨監獄署、同刑務所などを経て、大正13年に現在地へ移転、1935(昭和10)年に府中刑務所と改称され、受刑者に対する矯正指導が行われているとのこと。 府中刑務所の受刑者の収容定員は男子2668人で日本最大の施設、現在2061人収容。内、日本人が約8割、外国人が約2割。日本人の受刑者は窃盗、覚醒剤、詐欺などの比較的軽い犯罪で刑期3年未満ながら再犯率が高く平均5回、最高26回収容。外国人受刑者では覚醒剤、強盗、殺人などの重い犯罪で刑期は10年以上とのことでした。 刑務所は犯罪者を社会から隔離して社会の安寧秩序を守り、受刑者には犯罪の責任を自覚させ、立ち直りの意欲を喚起し、社会復帰に向けて社会生活に適応する力を付けさせるため「作業」のほかに「改善指導」や「教科指導」という教育的な処遇を行っているということです。受刑者の改善更生のための働きかけの一環として宗教教誨活動があり、府中刑務所には13〜15宗教宗派、43名の教誨師がおり、内、曹洞宗の教誨師は4名。今回の研修会には前出のお二人のほか渡部師、鬼頭師の4名全員が同席くださいました。 刑務所内の施設見学では、単独室、6人定員の共同室を視察、さらに仏教、キリスト教、神道それぞれの宗教教誨室を見学、仏教教誨室には阿弥陀仏の本尊、各宗派の経典、20数個の坐蒲などがありました。次いで食堂入口で当日の朝昼晩の献立見本を見つつ宗教上の理由などによる食材対応などの説明を受けました。運動場で受刑者が二手に分かれ綱引きの練習などをしている様子を見ながら工場地区へ移動。西から東へ向けて工場一棟の幅20m余、長さ50mほどの建物を次々と縦断しながら視察。各棟で受刑者2、30名ほどが洗濯、木工、洋裁、金属、革工などの作業をしている様子を観させていただきました。このほかに印刷工場や自動車修理工場などもあるそうです。 研修会の最後には教誨師との連絡調整をしている教育部の担当管から「改善指導」についての詳細な説明を受け、質疑応答、教誨師四師の体験談など、貴重な話を聞くことができました。教誨師の方たちは、それぞれ個人教誨、集合教誨、坐禅指導、宗教行事、受刑者死亡時の葬儀などを行っているということでした。 最後に受刑者による刑務作業品販売所を見学して研修を終えました。 福島県白河市に来ています
龍蔵寺さまの先先代さまの33回忌に参列しました。 柳家さん喬師匠
柳家さん喬師匠が、お弟子の柳家やなぎさんと一緒に来山。 トリで「福禄寿」をしっとりと聞かせてくださいました。 成瀬名物東雲寺寄席
今回のゲストは、オーケストラの指揮者の形態模写の好田タクトさん。 客席を巻き込んでの熱演に鳴り止まぬ拍手、「ブラボー!」「ブラボー!」のかけ声。 むむむッ? 拍手もかけ声もMDの録音からか? いやいや、東雲寺の本堂が割れんばかりの拍手と大爆笑でした。 写真は、お客さんに割烹着を着ていただきお手伝いを願ってのコント。 東雲寺寄席
東雲寺寄席 席亭挨拶 遠近より第七回成瀬名物「東雲寺寄席」にお出でいただきまして誠にありがとうございました。 今年も柳家さん喬、露の新治両師匠の二人会を開催することができました。お二方の深いご理解と格別のご高配の賜です。ここに心より深く感謝し御礼申し上げる次第です。 今回は、東雲寺住職が新治師匠とご縁をいただくきっかけとなった、新治師匠の「新ちゃんのお笑い人権高座」を再演していただくことになりました。 世界各地において戦争紛争テロ行為などが頻発する中、日本も「いつか来た道」に戻るような焦臭い政治経済社会の状況にあります。仏教徒の私は「いかなる理由の戦争にも反対」の立場で人権・平和・環境を尊重するとりくみを続けてまいりたいと思っております。 東雲寺住職・柚木 祖元 拝
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