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曹洞宗宗務庁有道会の研修会

 

 2017年3月30日17時30分より、東京都港区の曹洞宗宗務庁で宗務庁有道会の皆さんと最新作の人権啓発映像教材『過去帳と人権』を視聴し、寺院住職と人権・差別問題について学習しました。



2017.03.31 Friday 10:01
人権・平和・環境 comments(0)
ハナニラ
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東雲寺の裏手の丘の片隅に可憐な白い草花が咲いてました。


2017.03.30 Thursday 10:24
- comments(0)
バイモユリ
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客殿入口前に咲いてます。


2017.03.30 Thursday 10:19
- comments(0)
赴粥飯法を読み始めました
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道元禅師が永平寺で示された『赴粥飯法』を読み始めました。


2017.03.26 Sunday 20:55
- comments(0)
3・11を忘れない

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写真は東日本大震災の発災時刻14時46分から大梵鐘18声を鳴らしているところ。

大震災、大津波の犠牲者を方々を追悼し、被災地の復旧・復興を祈りました。法要にご参列いただいた皆さまに一声ずつ鐘をついていただきました

東雲寺では、東雲寺の仏教講座や文化講座、坐禅会、梅花講、年回法要、大施食法会(おせがき)などの折に協力いただき、震災から6年間で425万8,935円の募金が集まりました。この募金は、お正月と8月の年に2回ほど集計して、曹洞宗宗務庁が開設し被災地の寺院などにお届けする「曹洞宗義援金」、東北各地の被災地で被災者支援活動を行っている「シャンティボランティア会(SVA。旧・曹洞宗国際ボランティア会)」、大震災で親を失ったり原発事故によって避難を余儀なくされている福島県の子どもたちを永く支援する基金「東日本大震災ふくしまこども寄付金」などにお届けしています。



2017.03.13 Monday 23:50
東雲寺あれこれ comments(0)
東日本大震災・大津波犠牲者諸精霊7回忌追悼並びに被災地復旧復興祈願法要を修行

 

 3月11日(土)14時から東雲寺本堂で東日本大震災・大津波犠牲者諸精霊7回忌追悼並びに被災地復旧復興祈願法要を修行しました。

 東雲寺の檀徒総代、世話人、檀信徒の方々がご参加くださり、本堂での法要に引き続き、大震災発災時の14時46分から大梵鐘18声を鳴鐘しました。

 



2017.03.11 Saturday 15:59
東雲寺あれこれ comments(0)
伐採した桜の根っこを取り除き舗装
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墓地内の参詣路のコンクリートをメチャクチャに破壊していた桜の根を掘り出し、新たに平らな道路を作ります。工事中、ご不便をおかけします。


2017.03.07 Tuesday 10:23
東雲寺あれこれ comments(0)
科学者二人からの興味深い話二題

 東雲寺仏教講座に参加されているお檀家さんの一人にN・Hさんという方がおられる。科学技術庁航空宇宙技術研究所などで40年間の研究生活をなさって来た方である。2月の第4日曜日の数日前、東雲寺仏教講座へ出席の連絡メールに興味深い話が添えられていた。長文なので、以下、概要(文責・柚木)を紹介する。

 

 かつて妻と幼い娘とともに米国のサボテンと岩がごろごろの砂漠地帯を車で走ることがあった。前後に走行する車はなく、対向車も何十分に一台あるかないかだった。突然、舗装道路が目の前で消え、岩だらけの凹みに突っ込んだ。豪雨で道がえぐられたらしかった。エンジンの底が岩に当たり、エンジンが変な音を出した。ただ低回転ながらもエンジンが回り続けていたのが救いだった。戻るには100キロ、先に進むには200キロの砂漠の真ん中だった。
 だましだまし車を進めて、なんとか無事にたどり着くことができたが、緑に囲まれた日本では当たり前と思っていたことがまったく通用しない、死と隣り合わせの恐怖の体験だった。ものすごいカルチャーショックで、世界観が変わった。よく言われる「日本の常識は世界の非常識」とも言えるかもしれない。
玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が天竺(てんじく。インドのこと)への求法の旅でたどった砂漠も、やはり死と隣り合わせの世界だったろう。唐の都の長安もけっして緑豊かな都市ではないが、玄奘がたどった西域のルートは長安では想像できない苛酷なものだったと思う。自分のような人間でも人生観が変わったのだから、玄奘もこの天竺への旅の経験でそれまでとは大きく異なるものを得たのではないだろうか。人間は環境によって考え方が左右され形成されるだろうから、仏教理解と言っても、インド、西域、中国大陸、日本とでは大きく異なるものになるのではないかと思う。

 

 というような趣旨のメールだった。
 N・Hさんは、ご自身の砂漠における恐怖の体験をもとに、玄奘三蔵の西域の苛酷な旅を想像しつつ、人間は自然の環境条件に強く影響を受けるものだから、人生観や世界観、仏教理解も変わるに違いないというお考えだった。
 人種、民族、国家、言語、文化などの境界を越えて広がっている仏教、イスラム教、キリスト教などの「世界宗教」であっても、確かにN・Hさんの指摘のようなことはあると思うし、玄奘の旅についての推論も、なるほどと思った。

 

 2月末日、お檀家さんの葬儀で荼毘(だび。火葬のこと)の間、控室で待っているときに、ご遺族の一人で茨城県つくば市にある物質構造科学研究所のA・Yさんという方から「私は物理をやっているんですが」と声をかけられた。一人でいる私に気遣いしてくれて、「私の研究者仲間にはビッグバンや粒子と反粒子のことを研究している人間がいましてね。一秒の何分かの一のビックバンで宇宙ができたとか、粒子と反粒子が出会うと消滅して光になるというようなことを研究してるんですよ」などと宇宙物理学についての話をしてくださった。そして「物理も突き詰めると宗教的な感じになりますね。物理学者には牧師さんが多いんですよ。お坊さんはどうなんですかね」などと、さまざまな話題を提供してくださった。
 さらに「住職さんはこの世からあの世に故人を送ってくださったわけですが」と前置きして、物質世界のことは研究し、証明することができるが、精神世界のことはそういうわけにはいかない。物質世界では年を取るが、精神世界では年を取らない。「私たちの気持ちはいつまでも若いでしょ。精神世界では46億年の過去へも行くことができる」などと興味深い話をしてくださった。

 

 今、思うとトンチンカンな受け応えだったが、私は仏教で説く宇宙間のすべてを構成する五つの要素「五蘊(ごうん)」=色(物質)・受・想・行・識の中で「色」以外は精神的要素であるとか、道元禅師には「経歴(きょうりゃく)」という考え方があって、坐禅修行する中でお釈迦さまや歴代の祖師方と出会い、同じく修行し、同じく〈さとり〉を目の当たりにするとの確信があったなどと応じた。
 科学者お二人からの問いかけを今後も考えて行きたい。



2017.03.06 Monday 18:59
住職雑感 comments(0)
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