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台風24号の強風により参道の桜が倒れる

 樹齢61年の参道の桜が台風24号の強風によって倒れてしまいました。

 ご覧のように石畳や参道の舗装、石垣なども壊れてしまいました。ただ、不幸中の幸いと言わねばならないのは、南風だったため東雲寺の前にある杉山神社や門前のお宅などの方ではなく、北側のYさんの畑に倒れてくれたことです。

 さっそくお檀家さんの植木屋さんに連絡を取り、伐採、除去していただく手はずになっています。

 このほか、東雲寺への車道に沿った北側の花桃が数本、倒れたり、太い枝が折れたりしています。

 境内墓地には枯れ枝や木の葉が吹き飛ばされて来ており、掃除が終わるには一週間以上かかると思われます。

 東雲寺の東側の丘の上に、2011年4月から13年4月まで3年間かけて植えた、早咲きのカンヒザクラや河津ザクラなどから遅咲きの八重桜まで、8種類36本の桜の内、3本が根元から倒れ、さらに2本は風に煽られて北方向に傾いてしまっています。植木屋さんたちが街の中の街路樹の倒木などの片付けが終わったら、駆けつけて来てくれるそうです。



2018.10.01 Monday 12:56
住職雑感 comments(0)
『初期仏教 ブッダの思想をたどる』を読む

 10月から東雲寺仏教講座を再開する。「『法句経』を読む」の第八回目になる。
 10月第四日曜の28日には相模原市緑区根小屋功雲寺様の「道了大祭大祈祷法要」があるので、第三日曜(10月21日)15時に開催するが、東雲寺の講座は原則的に毎月第四日曜午後開催である。


 『法句経』は原始仏教聖典の中でもとくに有名で、世界中の多くの人びとに読まれている経典のひとつである。『法句経』を読みながら仏教の開祖お釈迦さまの教えや原始仏教教団における修行の様子などを学ぼうと思っている。

 ところで先月8月21日に馬場紀寿著『初期仏教 ブッダの思想をたどる』(岩波新書)が出版された。書名を見て『法句経』を読み進める上で有益だろうと思い購入した。

   読み進めて行く中で興味深く衝撃的なことがらがあったので、本書の第2章「初期仏典のなりたち」から、それらのいくつかを紹介したい。

 

  恒久財産にもとづく「僧院」は遅くとも紀元前一世紀に成立し、時代が下るにつれて、その数を増していった。一年を通じて千人規模の出家者が生活できる大僧院がしだいに現れ、ナーランダ僧院やヴィクラマシーラ僧院といった有名な学問寺が成立していくこととなる。

 出家教団のこうした組織化は、教えの伝承にも変化をもたらすことになった。

 出家者が基本的に遊行している限りは、仏典を文字に書き写しても、写本を持って歩かなければならなくなるから、かえって不便である。しかし、恒常的に運営される僧院があれば、そこに写本を置いておけば、管理者が保管し、希望者が閲覧できるようになる。そのような僧院の誕生は、口頭伝承だった仏典の書写を促す重要な契機になったと考えられる。 (48頁)

 

 遊行しているときには経典を持ち歩くより口頭伝承の方が便利。なるほどなるほど。
 交易によって莫大な富を築いた商人や金融業者などから寄附された農地や金銭などによって出家集団が恒久的な経営を行う組織に変わり、仏典書写を促す契機になったという。

 

  古代インドでは、中東や中国と比べて、文字の成立が遅かったと考えられる。インダス文明に文字があったかどうかはまだ結論に達しておらず、今日確認されているインド最古の文字資料は上述のアショーカ王碑文だから、確実に文字が成立していたと言える時代は紀元前三世紀まで下る。(51頁)

 

 文字がなかったため、お釈迦さま在世時から二、三百年間は口頭伝承せざるを得なかったということらしい。

 

 確かに、聞き手に応じ、内容を変えて伝承していたと考える場合、初期仏典は、音楽に喩えるなら、クラシックよりも、演奏のたびに大胆なアレンジがあるジャズのようなものだったことになる。実際、ガンダーラ写本では、同じ仏典が書写されていても、その内容が異なる例が報告されている。また、パーリ語とサンスクリット語と漢訳との間で同じ仏典が大きく異なる例はいくつも指摘できる。(55頁)

 

 インドには一字一句違わないように口頭伝承されるヴェーダ文化があり、お釈迦さまの教えも一字一句違わない伝承もされていたが、そのほかに、こうしたジャズ的な教えの口頭伝承もあったというのである。

  韻文仏典のなかには紀元前に成立したものが含まれているが、元来、結集仏典としての権威をもたず、その外部で伝承されていたのである。


  このことは、かつて中村元らの仏教学者が想定していた、韻文仏典から散文仏典(三蔵)へ発展したという単線的な図式が成り立たないことを意味する。韻文仏典に三蔵の起源を見出すことには、方法論的な問題があるのである。(70頁)

 

 結集(仏典編集会議)で共に唱え、お釈迦さまの教えを確認したものが伝えられ、後に経・律・論の三蔵になったが、『法句経』などの小部の韻文経典は当初含まれておらず、遅れて編入されたという。



2018.09.30 Sunday 22:15
仏教の教え comments(0)
白い曼珠沙華
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2018.09.19 Wednesday 11:40
成瀬あれこれ comments(0)
圭室文雄先生「光明寺の歴史」 東雲寺文化講座

 

今年夏の三回連続講座「また訪れてみたい鎌倉のお寺」シリーズ最終回は、光明寺でした。

中世には浄土宗の「関東本山光明寺」と称され、学問所として多くの僧侶を輩出したとのことです。

 

 

光明寺へ200石の寺領を寄進した外護者・内藤忠興家のお話しの中で、3メートルを超す堂々たる江戸期の宝篋印塔(ほうきょういんとう)39基の墓石のお話しがあり、奥方(小山田氏)のことに触れて江戸時代はもちろん明治10年くらいまで夫婦別姓だったとの興味深いお話しがあり、認識を新たにしました。

 



2018.09.17 Monday 13:33
東雲寺あれこれ comments(0)
曼珠沙華が開花
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2018.09.14 Friday 21:39
東雲寺あれこれ comments(0)
柳家さん喬・露の新治二人会  第10回成瀬名物東雲寺寄席のお知らせ

11月4日(日)13時開場、13時半開演

お申し込みはメールまたはFAXでお願いします。

メール butudou-sogen@vesta.ocn.ne.jp

FAX 042−721−2964



2018.09.05 Wednesday 11:28
東雲寺あれこれ comments(0)
東日本部落解放研究所

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 9月1日午後、神奈川県秦野市で開催の研究者集会に参加して来ました。

 土日の行事は、参加したくてもお寺の法要があって、なかなか参加できません。

 今回は、たまたま午前中だけ二つの年回法要を請けていて、12時にはお寺を出発、町田から小田急の快速急行で秦野に向かい、開会時間5分前に会場の秦野市立本町公民館に到着、主催者挨拶で演壇上で挨拶される理事長・井桁碧先生のお話しから拝聴できました。井桁先生には30年ほど前から知遇を得て、親しくかつ厳しくご指導をいただいています。理事長に就任されてから、こうした公の場でお会いするのは初めてでした。井桁先生の挨拶を聴きくために今回、参加した?と言っても過言ではありません。

 来賓は神奈川部落史研究会会長・川村善二郎先生、部落解放同盟神奈川県連合会委員長・三川哲伸さん。

 神奈川県連副委員長・中村彰信さんの地元報告、神奈川部落史研究会・鳥山洋さんの基調講演「神奈川の部落史研究のこれまでとこれから」を聴講。久しぶりに充実した時間を過ごしました。



2018.09.01 Saturday 22:19
人権・平和・環境 comments(0)
圭室文雄先生の東雲寺文化講座「円覚寺の歴史」

 

 2018年夏期連続講座の第二回は鎌倉の「円覚寺の歴史」でした。

 近世の臨済宗有力寺院の末寺数、臨済宗五山派の寺格、近世の円覚寺末寺の地域分布、円覚寺の概略、現在の境内図、歴史、寺領發箚化願書、祀堂金運用届などの史料を使ってご講演くださいました。

 「不要不急の外出は控えるように」とされる猛暑の中、35名の方がご参加くださり、熱心に聴講くださいました。

 

 ご講演の後、控室に戻られた先生から、日本臨済宗の開祖・明菴栄西さまが開いたお寺として有名な京都五山第三位建仁寺、鎌倉五山第三位寿福寺に関連したお話しの中で、久留米の千光寺(現在・曹洞宗)、福岡市の聖福寺などの方が歴史的に古いなどという興味深いお話しをお聞きしました。

 

 



2018.08.27 Monday 10:52
東雲寺あれこれ comments(0)
子ども坐禅会 夏休み最後の土曜日

 

朝から暑い陽射しの中、子ども坐禅会に保護者の方、子どもたちが大勢訪ねて来て下さいました。

探査衛星ハヤブサ2号が小惑星リュウグウに到着しています。ハヤブサがこれから行う調査によって小惑星から岩石のサンプルを採取してきます。それを分析すると、「太陽系空間にあった有機物や水がどのようなものであったのか、またどのように相互作用し共存してきたかを探ることで、生命の起源にも迫ることができると期待されてい」るということから、いのちについてお話しました。坐禅中には、これから始まる二学期を元気に過ごせるように、参加者全員にパチンと策励(さくれい)をしました。



2018.08.25 Saturday 12:31
東雲寺あれこれ comments(1)
ともおさんが撮影しました

 

丹沢山系の山々の下方に少し低い山々があり、雲の切れ間から、偶然、その低い山々だけに陽の光が射していました。

8月8日か9日の写真だそうです。東雲寺の東側、高台の住宅から、ともおさんが撮影しました。



2018.08.24 Friday 14:22
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