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涅槃会法要を修行しました

 

 

2024年2月15日13時から東雲寺梅花講の皆さんと涅槃会法要を修行しました。



2024.02.15 Thursday 13:59
東雲寺あれこれ comments(0)
東雲寺の河津桜開花

2024年2月15日早朝に撮影しました。

東雲寺東側丘の上の河津桜が開花しました。



2024.02.15 Thursday 13:55
東雲寺あれこれ comments(0)
今朝の大山、丹沢山系

東雲寺東側丘の上から2月11日朝8時に撮影。

中央の白い山頂は富士山。



2024.02.11 Sunday 09:49
住職雑感 comments(0)
境内墓地の紅梅



2024.02.11 Sunday 09:40
住職雑感 comments(0)
境内に梅の香りが



2024.02.10 Saturday 21:17
住職雑感 comments(0)
2月は涅槃月

 

2月1日から本堂西序に涅槃図を掲げ、毎朝、仏遺教経または楞厳咒を読誦して報恩供養申し上げております。

15日13時から東雲寺梅花講の皆さまと涅槃会法要を修行いたします。



2024.02.10 Saturday 21:15
東雲寺あれこれ comments(0)
久しぶりの東雲寺の雪景色

 

 

 

2月6日朝6時〜9時過ぎまで家族総出で雪かきをしました。

雪かき中に腰が痛くなって、腰を伸ばした折に撮影した「雪裡の紅梅」



2024.02.06 Tuesday 16:20
東雲寺あれこれ comments(0)
令和6年能登半島地震(その2)

 令和6年能登半島地震から一ヵ月余、被害状況の全貌はまだ明らかになっていない中で、ライフラインについては2月2日現在、断水が4万490戸、停電2100戸という状況であり、この水道の復旧については4月になる地域もあるようである。また複数の新聞報道によれば、1月31日現在の避難者数は1万4643人とのことであり、復旧して平安な生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうである。ようやく一部で仮設住宅への入居が始まったが、市や町の所有する土地で建設できるような場所が少ないという報道も耳にした。
 内閣府「令和6年能登半島地震による被害状況等について」によると、2月2日現在、死者は石川県のみで240人。重傷者320人〔内、石川県312人〕、軽傷者970人〔内、石川県869人〕。住家被害中全壊2609棟〔内石川県2431棟〕。半壊3603棟〔内、石川県1375棟〕。一部破損2万2519棟〔内、石川県5697棟〕などである。
 「住家被害」の「住家」とは「災害の被害認定の基準について」(昭和43年6月14日内閣総理大臣官房審議室長通知)の「警察庁」よると「〈人が居住するための建築物〉ということになるが、ここでは、やや広い意味に解し、ともかく人が起居できる設備がある建物も住家として取り扱う。〈住家〉と〈非住家〉の例示。〈住家〉に類するもの官公署庁舎、学校、図書館、神社、仏閣、教会、公会堂、銀行、会社、事務所、工場、作業場、病院、寄宿舎等」とある。ここに「仏閣」とあるので、石川県内の「住家被害中全壊2431棟、半壊1375棟」には曹洞宗寺院の本堂、庫裡 なども含まれているのだろう。
 曹洞宗宗務庁(曹洞宗教団本部事務所)がまとめた被害状況(1月28日現在)によると、石川県内の全壊寺院12ヵ寺〔珠洲市5ヵ寺、輪島市4ヵ寺、七尾市、志賀町、能登町各1ヵ寺。輪島市の全焼寺院1ヵ寺〕。半壊寺院8ヵ寺〔珠洲市5ヵ寺、七尾市2ヵ寺、輪島市1ヵ寺〕。一部損壊寺院49ヵ寺〔金沢市20ヵ寺、七尾市12ヵ寺、能登町6ヵ寺、穴水町4ヵ寺、志賀町3ヵ寺、中能登町2ヵ寺、輪島市1ヵ寺〕。この他に液状化による被害や境内に倒壊した建物があるといった報告もある。未だ調査中の地域もあって、さらに被害寺院が増える可能性もある。
 羽咋市(能登半島中部の市)以南を除く能登半島三市四町にある曹洞宗寺院は64ヵ寺だが、その内全壊11ヵ寺、全焼1ヵ寺、半壊8ヵ寺などの被害が出ている。珠洲市では11ヵ寺全寺院に全半壊などの大きな被害が出てしまった。
 輪島市門前町には大本山總持寺祖院の他に芳春院、覺皇院、興禅寺という3ヵ寺がある。未だ詳細不明ながら祖院のさまざまな建物や土木構造物に大きな被害が出ているが、芳春院、覺皇院の2ヵ寺は全壊。興禅寺は2007年の地震で全壊、再建された寺院だ。これらの寺院は、江戸時代、總持寺に22ヵ寺あった塔頭(大寺院の敷地内にある寺院)の中で現存する3ヵ寺であり、芳春院は總持寺山内の政治的・経済的支配権を握っていた本山後見役の寺であり、二番目に勢力をもっていたのは總持寺山内直末の覺皇院だったという。(圭室文雄著『總持寺祖院古文書を読み解く』曹洞宗宗務庁、2008年) 
 さらに富山県内で全壊寺院1ヵ寺、一部損壊寺院38ヵ寺、土木構造物の被害7ヵ寺など。そして新潟県内でも一部損壊寺院73ヵ寺、土木構造物の被害6ヵ寺などが報告されている。
 他宗派の被害状況はよく分からないが、能登地方で圧倒的に多い信者数、寺院数の真宗大谷派(本山・京都東本願寺)のHPによると、能登教区(全寺院数353ヵ寺)、確認済み寺院数346ヵ寺(未確認寺院数7ヵ寺)、何かしらの被害が報告されている寺院数259ヵ寺、その内、本堂の大規模被害が報告されている寺院数69ヵ寺、庫裏の大規模被害が報告されている寺院数66ヵ寺などが報告(1月24日現在)されている。
 能登半島地震被災者支援、被災地復旧復興や被災寺院の支援のための募金にご協力ください。

 



2024.02.06 Tuesday 11:06
曹洞宗あれこれ comments(0)
東雲寺仏教講座「『スッタニパータ』を読む」第30回開催 

 

 仏教講座前日の1月27日22時過ぎ、講座の熱心な参加者H・H氏から「『スッタニパータ』の872〈名称と形態〉874注の〈滅尽定〉〈四無色定〉の詳しい説明をお願い致します」などというメールが届いた。

 872〈名称と形態〉874注の〈滅尽定〉〈四無色定〉は、今回、読むことになっているところをH・H氏が予習?されての質問だった。中村元訳『ブッダのことば スッタニパータ』の原文は次の通り。さらに874の註記は「〈想いなき者〉とは滅尽定に入った人であり、〈想いを消滅した者〉とは四無色定を得ている者だというが、のちの教義を適用した趣きがある」であり、これらを見た上での質問メールだった。

 

872「名称と形態とに依って感官による接触が起る。諸々の所有欲は欲求を縁として起る。欲求がないときには、〈わがもの〉という我執も存在しない。形態が消滅したときには〈感官による接触〉ははたらかない。」

 

874 「ありのままに想う者でもなく、誤って想う者でもなく、想いなき者でもなく、想いを消滅した者でもない。  このように理解した者の形態は消滅する。けだしひろがりの意識は、想いにもとづいて起こるからである。」


 

 1月28日は朝8時から子ども坐禅会(第4日曜朝、保護者と子どもの坐禅会。しかし、最近は親子づれの姿が見られず、熱心な大人の方々が数人〜十数人の坐禅会になっている)、朝食、10時〜と11時〜のお檀家さんの年回法要、昼食、そして14時〜の仏教講座で、時間がない。しかし、メールを無視するわけにはいかず、合間隙間のわずかな時間を使って『岩波仏教辞典』第三版(2024年11月)の解説などを参照して、追加の参考資料を作成した。その一部が以下のようなものである。

 

872詩句
名色(みょうしき)
 (名と色の原語略。以下同じ)概していえば、〈名〉は心的・精神的なもの、〈色〉は物質的なもので、〈名色〉はそれらの集まり、あるいは複合体のこと。
 インド古代のウパニシャド哲学で、現象世界の名称と形態、すなわち概念とそれに対応する存在の意味に用いられていたが、これが仏教に入ると、〈名〉と〈色〉でそれぞれ個人存在の精神的な面と物質的な面を表し、〈名色〉とはそのような心的・物的な諸要素より成る個体的存在のこととされた。すなわちこの場合の名色は、ほぼ五蘊に等しいものと考えられ、論書などでも受・想・行・識の四蘊を〈名〉、色蘊を〈色〉に配当した説明が見られる。しかしまた、認識論的な観点から、外界の事物・存在を含めたすべての心的・物的な集まりを対象世界として、これを〈名色〉と呼ぶこともあり、その場合はむしろ、色・声・香・味・触・法の六境に匹敵するものと考えられる。
 名色は十二縁起(十二因縁)の第四支とされるなど、縁起の支分として立てられるが、縁起説そのものの解釈によりその意味もさまざまにとりうる。しかし古い縁起説のなかでは、識(認識)と相互依存的な関係にあるものとして、名色は対象世界を表している。なお、縁起説の胎生学的解釈では、名色は胎児の成長過程の一段階、すなわち感覚器官の未発達な段階を指すとされる。


874詩句
四無色定(しむしきじょう)
 三界のうち無色界に配当される禅定の最高段階で、物質的束縛から完全に解放された〈空無辺処〉〈識無辺処〉〈無所有処〉〈非想非非想処〉の四つの状態を指す。あらゆる物質的障害が消えさるとともに、意識は虚空の極まりなさで満ち、次にその意識を内に転じ虚空の極まりなさが意識そのもの無辺さであることを知り、やがて所有すべきものが一切存在しない状態に導かれるとともに、ついには有無の言語表現を超え無いことさえも無い世界に達する、とする。しかしながら最終的に仏教では、無所有処・非想非非想処は異教徒にも存在すると見ており、ブッダの至った涅槃はそれらを超えたものとする。

 

 なお、「滅尽定」については、口頭で「仏教辞典」の解説「心のはたらきがすべて尽きてしまった禅定(精神統一)を〈滅尽定〉といい、欲界の煩悩を断じ尽くして再び退転しない位(不還果)の聖者以上の者が修することのできる禅定であるとする」を紹介した。

 



2024.01.30 Tuesday 08:22
仏教の教え comments(0)
令和6年能登半島地震

 2024(令和6)年1月1日、朝8時半〜15時半の七時間ほど毎年恒例のことだが、東雲寺本堂で年賀客の挨拶を受ける。40組60人くらいのお檀家さん方である。昼食とトイレ以外は本堂に詰めて応対接客、近所に住む娘や孫たちにお茶出しの手伝いをしてもらった。毎年、ほぼ最後の頃に顔を見せてくださる檀家さんがお帰りになると、椅子やテーブルを片付け、掃除機をかけるなどをして、庫裡で娘たち夫婦や孫たちとの新年会を始める準備をしていた。
 家が大きくゆっくりとぐらぐら揺れた。

  16時10分、令和6年能登半島地震。
 はじめは情報も乏しくどういう状況か不明だったが、テレビの報道で能登半島東端の珠洲市が震源地、震度7が観測された地域もあり、大津波警報が出されたこと、さらに輪島市朝市通りでは大規模な火災が発生していることなどが分かって来た。
 輪島市門前町には大本山總持寺祖院がある。「祖院」とは、1321(元亨元)年、後に曹洞宗太祖とされる瑩山禅師(1264〜1325年)によって諸嶽山總持寺として開創され、福井県の永平寺とともに明治時代まで曹洞宗の大本山だった寺院である。1898(明治31)年の火災で七堂伽藍のほとんどを焼失したのを機に、1907(明治40)年に横浜の鶴見へ寺籍を移し、1911(明治44)年に大本山總持寺移転遷祖式を行い、門前町の元の場所に再建した寺院を「祖院」としたのである。この祖院が2007(平成19)年3月25日に起きた震度6強の「平成19年能登半島地震」により坐禅堂が倒壊寸前、本堂や廻廊の壁がはがれ柱なども大きく傾くなど甚大な被害を受けた。その後、全国の寺院、檀信徒などからの寄付と国の補助金による約40億円の工事費用と14年の歳月をかけた修復工事を経て、3年前の2021(令和3)年4月6日に總持寺祖院能登半島地震復興落慶式を行ったばかりだった。
 この17年前の能登半島地震の時には、圭室文雄先生(たまむろふみお・明治大学名誉教授)はじめ研究者の方たちが大本山總持寺祖院に収蔵されている数万点の古文書調査(2001年〜)をされている最中に地震に遭われ、先生方にお怪我はなかったが、調査を中断し金沢へ避難されるまでのたいへんなご苦労について、お話を伺っている。

 こうしたことから、この度の能登半島地震による祖院の被害を心配していたが、テレビの報道は当初は珠洲市や輪島市の断片的な情報ばかりで、輪島市内西部にある旧鳳珠郡門前町についての情報がまったくなかった。

 複数の友人からのラインでは耐震工事を行った建物は何とかもっているが、廻廊が全壊などの情報が寄せられた。

 数日後、民放の午前中のワイドショーで門前町總持寺祖院の被害の状況がレポートされ、戦国武将前田利家の妻お松の方をお祀りしている芳春院、廻廊、水屋が全壊、参道の石畳もめくれ上がっている様子が映し出された。

 その後、NHKのニュース、新聞報道などでも祖院副監院(寺院の総務担当)高島弘成師が国の登録有形文化財となっている17の歴史的な建造物すべてに被害がでているとの説明をする姿が報じられた。

 高島師は14年間、苦労を重ねてようやく形になったところでまた被害が出てしまった。耐震化したのになぜ、と思うところもあり、言葉にならない。今は復興のことは考えられないが、やるべきことを一つ一つやるしかないと話しておられた。なお、祖院の役僧や修行僧に怪我人は出ておらず、門前町の避難所での避難生活をしているとのことだった。
 内閣府「令和六年能登半島地震による被害状況等について」によると、1月20日14時現在の石川県を中心に北陸、中部、近畿の九府県における被害状況は以下の通りだ。

 人的被害

      死者232人(すべて石川県)

     重傷者263名(石川、新潟、富山)

      軽傷者762人

 住家被害

      全壊65棟

      半壊1026棟

   一部破損1万821棟

   床上床下浸水25棟

 石川県内断水約4万9990戸

  同     停電約6400戸

 これらはいずれも暫定値であって、被害の全容は未だ不明である。 

 



2024.01.21 Sunday 09:15
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