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涅槃会法要を修行しました
2024年2月15日13時から東雲寺梅花講の皆さんと涅槃会法要を修行しました。 東雲寺の河津桜開花
2024年2月15日早朝に撮影しました。 東雲寺東側丘の上の河津桜が開花しました。 今朝の大山、丹沢山系
東雲寺東側丘の上から2月11日朝8時に撮影。 中央の白い山頂は富士山。 境内墓地の紅梅
境内に梅の香りが
2月は涅槃月
2月1日から本堂西序に涅槃図を掲げ、毎朝、仏遺教経または楞厳咒を読誦して報恩供養申し上げております。 15日13時から東雲寺梅花講の皆さまと涅槃会法要を修行いたします。 久しぶりの東雲寺の雪景色
2月6日朝6時〜9時過ぎまで家族総出で雪かきをしました。 雪かき中に腰が痛くなって、腰を伸ばした折に撮影した「雪裡の紅梅」 令和6年能登半島地震(その2)
令和6年能登半島地震から一ヵ月余、被害状況の全貌はまだ明らかになっていない中で、ライフラインについては2月2日現在、断水が4万490戸、停電2100戸という状況であり、この水道の復旧については4月になる地域もあるようである。また複数の新聞報道によれば、1月31日現在の避難者数は1万4643人とのことであり、復旧して平安な生活に戻るにはまだまだ時間がかかりそうである。ようやく一部で仮設住宅への入居が始まったが、市や町の所有する土地で建設できるような場所が少ないという報道も耳にした。
東雲寺仏教講座「『スッタニパータ』を読む」第30回開催
仏教講座前日の1月27日22時過ぎ、講座の熱心な参加者H・H氏から「『スッタニパータ』の872〈名称と形態〉874注の〈滅尽定〉〈四無色定〉の詳しい説明をお願い致します」などというメールが届いた。 872〈名称と形態〉874注の〈滅尽定〉〈四無色定〉は、今回、読むことになっているところをH・H氏が予習?されての質問だった。中村元訳『ブッダのことば スッタニパータ』の原文は次の通り。さらに874の註記は「〈想いなき者〉とは滅尽定に入った人であり、〈想いを消滅した者〉とは四無色定を得ている者だというが、のちの教義を適用した趣きがある」であり、これらを見た上での質問メールだった。
872「名称と形態とに依って感官による接触が起る。諸々の所有欲は欲求を縁として起る。欲求がないときには、〈わがもの〉という我執も存在しない。形態が消滅したときには〈感官による接触〉ははたらかない。」
874 「ありのままに想う者でもなく、誤って想う者でもなく、想いなき者でもなく、想いを消滅した者でもない。 このように理解した者の形態は消滅する。けだしひろがりの意識は、想いにもとづいて起こるからである。」
1月28日は朝8時から子ども坐禅会(第4日曜朝、保護者と子どもの坐禅会。しかし、最近は親子づれの姿が見られず、熱心な大人の方々が数人〜十数人の坐禅会になっている)、朝食、10時〜と11時〜のお檀家さんの年回法要、昼食、そして14時〜の仏教講座で、時間がない。しかし、メールを無視するわけにはいかず、合間隙間のわずかな時間を使って『岩波仏教辞典』第三版(2024年11月)の解説などを参照して、追加の参考資料を作成した。その一部が以下のようなものである。
872詩句
なお、「滅尽定」については、口頭で「仏教辞典」の解説「心のはたらきがすべて尽きてしまった禅定(精神統一)を〈滅尽定〉といい、欲界の煩悩を断じ尽くして再び退転しない位(不還果)の聖者以上の者が修することのできる禅定であるとする」を紹介した。
令和6年能登半島地震
2024(令和6)年1月1日、朝8時半〜15時半の七時間ほど毎年恒例のことだが、東雲寺本堂で年賀客の挨拶を受ける。40組60人くらいのお檀家さん方である。昼食とトイレ以外は本堂に詰めて応対接客、近所に住む娘や孫たちにお茶出しの手伝いをしてもらった。毎年、ほぼ最後の頃に顔を見せてくださる檀家さんがお帰りになると、椅子やテーブルを片付け、掃除機をかけるなどをして、庫裡で娘たち夫婦や孫たちとの新年会を始める準備をしていた。 16時10分、令和6年能登半島地震。 こうしたことから、この度の能登半島地震による祖院の被害を心配していたが、テレビの報道は当初は珠洲市や輪島市の断片的な情報ばかりで、輪島市内西部にある旧鳳珠郡門前町についての情報がまったくなかった。 複数の友人からのラインでは耐震工事を行った建物は何とかもっているが、廻廊が全壊などの情報が寄せられた。 数日後、民放の午前中のワイドショーで門前町總持寺祖院の被害の状況がレポートされ、戦国武将前田利家の妻お松の方をお祀りしている芳春院、廻廊、水屋が全壊、参道の石畳もめくれ上がっている様子が映し出された。 その後、NHKのニュース、新聞報道などでも祖院副監院(寺院の総務担当)高島弘成師が国の登録有形文化財となっている17の歴史的な建造物すべてに被害がでているとの説明をする姿が報じられた。 高島師は14年間、苦労を重ねてようやく形になったところでまた被害が出てしまった。耐震化したのになぜ、と思うところもあり、言葉にならない。今は復興のことは考えられないが、やるべきことを一つ一つやるしかないと話しておられた。なお、祖院の役僧や修行僧に怪我人は出ておらず、門前町の避難所での避難生活をしているとのことだった。 人的被害 死者232人(すべて石川県) 重傷者263名(石川、新潟、富山) 軽傷者762人 住家被害 全壊65棟 半壊1026棟 一部破損1万821棟 床上床下浸水25棟 石川県内断水約4万9990戸 同 停電約6400戸 これらはいずれも暫定値であって、被害の全容は未だ不明である。
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